REPORT 現地レポート

三井不動産カップ2021(埼玉大会)最終戦は7月17日(土)にプエルトリコと対戦!「ディフェンスは手を出さずに足で詰めてプレッシャーをかけること」赤穂ひまわり選手

2021年7月16日

 6月に女子ポルトガル代表を迎えて横浜大会からはじまった「三井不動産カップ2021 バスケットボール女子日本代表国際強化試合」も、残すところあと1試合となりました。サイデン化学アリーナ(さいたま市記念総合体育館)で開催中の埼玉大会の最終戦は、7月17日(土)15:00より女子プエルトリコ代表と対戦します。昨年2月に行われたFIBA オリンピック最終予選で本戦出場を決め、波に乗るチームです。

 AKATSUKI FIVE 女子日本代表の本番での初戦で当たるフランスとも対戦しており、191cmのセンター #25 イサリス・キンニョネス選手が17点を記録。FIBA オリンピック最終予選を通しては、#24 ジャスモン・ワスミー選手が平均17点、5.3リバウンドでチームを引っ張りました。赤穂ひまわり選手(デンソーアイリス)は、「ガードはスピードがあり、身体能力が高く体も強いので、そこで当たり負けせずに戦っていかなければいけないです」とプエルトリコの印象を述べます。

 女子ベルギー代表戦での赤穂選手は8点、5リバウンド、3アシスト、3スティールとバランス良い活躍でチームを勢いづけました。赤穂選手の日本代表デビューは、2018年に行われたFIBA 女子ワールドカップのときです。延長にもつれ込んだ2戦目のベルギー戦では、勝負がかかる終盤にディフェンス要員として投入されます。接戦となる中、無我夢中で大きな相手を守り、リバウンドに絡んで行き、77-75の勝利に貢献しました。

 あれから約3年が経ち、同じベルギーを相手に今では先発で起用され、29分25秒と誰よりも長い時間コートに経ち続け、トム・ホーバスヘッドコーチから信頼される選手へと成長を遂げています。コンスタントに活躍できるようになった要因として、「自分の役割を見つけられたこと」と赤穂選手は言います。その役割であるデビュー当初から評価されてきたディフェンスに対して、「誰がボールを持ったときにダブルチームにいくかを考えています。行くと決めたらハッキリと判断し、手を出さずに足で詰めてプレッシャーをかけることを意識しています」と自信を見せます。

 30分近く出場した赤穂選手は1回のみ、チーム全員で7つとファウルを抑えたベルギー戦は、大きな相手にもしっかりと対抗することができました。「フィジカルにディフェンスしつつも、手を出さないで守るスタイルを徹底させています。相手のビッグマンにゴール下でプレッシャーをかけなければいけませんが、簡単なファウルでバスケットカウントもさせたくないです。ハンズアップを徹底し、ポジショニングが良ければ、今日のような素晴らしいディフェンスができます」とホーバスヘッドコーチも評価しています。

 チームも選手も、ますます進化を見せる女子日本代表vsプエルトリコ戦のチケットは残りわずかとなっています浦和駅西口から会場までの国際興業バス(浦11系統 中浦和駅・西堀経由桜区役所ゆき)を一部増便します。

 今大会は見逃し配信も含めて、バスケットLIVEにて全試合生配信されますので、そちらでもお楽しみください。

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